復職して丸3年経過しました!

久々に2ヶ月連続投稿です。

2019年10月23日に復職してから丁度丸3年が経ちました。

移植後からの経過は3年5ヶ月になります。

こちらのブログでは、移植後の経過日数を節目に投稿していますが、それは病理的には移植日からカウントして検査等が行われているためです。

小生に限らず、移植患者当人からすれば、移植したその日よりも、退院した日あるいは復職した日がある意味大きな節目になるのではないでしょうか。

 

小生は復職に際し、大変な心配をしておりました。何しろ新卒入社後、初期配属されてから1年も経たずに休職に至ってしまい、その後およそ1年5ヶ月もの間、病床に伏すことになってしまったのですから。

これだけの休職期間があると、1年に満たない期間の経験なんて、自分の中からほぼ消えてしまいます。

5年10年働いて1年産休育休病休しましたとは、訳が違うのです。

実際、復職後まもなくは電話の取り方扱い方すら分かりませんでした。

また、復職した当時、年次の上では3年目の10月であったため、事情を知らない人からすると単に3年目の仕事に慣れ始めた社員に過ぎません。3年目というとある程度のことは独力で業務をこなせることが当たり前と見られます。その周囲の目と上記状態のギャップを当時とても恐れていました。

 

さらに懸念していたのは、少しばかり職場にいただけの若造が長期間離れてしまうと、職場の方々に忘れられてしまうのでは、という点です。自分を忘れてしまった人たちの中に飛び込むのは当時の自分としては勇気のいるものでした。

そこで考えたのは、入院中に社内ブログに投稿することです。自分の病状を記事として執筆し、信頼できる同期に代理投稿してもらいました。入院して移植が決まった時と再移植が決まった時の2回投稿しました。すると、総務の方がわざわざブログ投稿を職場の方々に周知して頂きました。その結果、職場の偉い方のブログ記事の閲覧数より遥かに多い閲覧を頂いてしまいました。

 

復職後、その甲斐あって皆さん小生のことを憶えていて頂いておりました。社内ブログ記事の効果はそれだけではありませんでした。先に述べた単なる3年目扱いになってしまうのでは、という事態を回避することができたのです!何しろ職場の皆さんが小生のことを「白血病で長期休職した新入社員」として認識してもらっていたのですから。

 

画して「新入社員」として2019年10月に再入社した小生は四苦八苦しながらも職場復帰することができたわけです。

アレから3年が経ち、小生は「3年目社員」となりました。「ある程度のことは独力で業務をこなす」ことができているのではないかと感じています。

 

職場の方々や同期、また総務の方には大変感謝しております。

 

小生の場合は、なんとか職場復帰を果たすことができましたが、ここまで述べてきたように長期病気休職した若手社員には様々なハードルがあります。本記事を読んでくださった方には是非そうした後輩を暖かく迎えて頂けたらと存じます。

 

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