移植して3年4か月!爪がズタボロに…!

本日で移植して3年4か月経ちました。

先月外来に行ってきましたが、今回も特に何も検査結果に問題はなく、いつものように3か月分の大量の処方薬を持ち帰ってきました。

 

6月頃からちょっとした症状に悩まされていました。それは爪が薄くなり次第に剥がれていくことです。右手指ですが、9月に入って間もなく爪の上半分がついにポロっと剝がれ落ちました。(剝がれた爪の残骸画像を貼り付けるか迷いましたが、ここは自重しておきます💦)

 

主治医は爪の症状についてそれほど気にしていなさそうな様子でした。確かに、爪の1つや2つ剥がれたところで大したことはないのかもしれません。ただし、日常生活にはそれなりに気を遣わねばなりません。爪が薄いことにより、どうしてもボロボロになって、ギザギザな状態になってしまいます。これが服やタオルなどありとあらゆるものに引っかかってしまうのです。そこでここ最近はずっとこれを使って生活をしていました。

f:id:tachikawax:20220909223118j:image

ポリエチ手袋と防水の保護シートです。

皿洗い等の水仕事や入浴には手袋必須です。保護シートは近所の皮膚科で丁度良いものを紹介してもらって、毎日せっせと指先に貼り付けていました。

 

この症状の原因として、可能性が高いのがGVHD(移植片対宿主病)です。GVHDガイドライン13ページ目に「爪形成異常」の症状が記載されています。*1

GVHD(移植片対宿主病)は当ブログでは何度も紹介しているものですが、移植患者にはつきものです。ごく簡略化して言ってしまえば、移植された細胞を自分の身体が異物だと判断して攻撃することによって起こるものです。

今考えてみても、自分の身体を流れる血液が他人のものだということには驚きを憶えます。

 

爪の症状は移植後間もない患者が良く起こる症状で小生も3年前丁度復職したばかりの頃に同じような症状に悩まされていました。3年近く経過してからまた爪の症状が出てしまうとは思ってもみませんでした。しかも前回は爪が剥がれるまではいかなかったので、余計ひどくなっているという・・。

 

この記事を書いている今現在では、一時期より症状はだいぶ回復し、ほぼほぼ元通りの状態に戻りました。毎日毎日ケアしてきた甲斐がありました

 

前回の記事で受ける予定と予告したPWV/ABI検査ですが、当日結果の出る検査ではなかったので、結果確認は次回11月の外来まで持ち越しとなりました。

linpasei.hatenadiary.jp

 

次回の記事でPWV/ABI検査の概要と検査結果について書いていこうと思います。まあ現時点で病院から連絡がない時点で大事には至っていないことは分かっているのですが。

 

-----------

外出自粛が続いている影響で、献血してくださる方の数が減少しているそうです…!

献血協力者数が連日減少しています|新着ニュース・プレスリリース・イベント|関東甲信越ブロック血液センター|日本赤十字社

僕のような血液疾患者をはじめとした患者が十分な医療を受けられなくなる危険があります。。献血は不要不急な外出ではありません。

よろしければご協力お願いします。