退院しました!

急性白血病で緊急入院して約5か月…途中2回の一時退院を挟みましたが、ようやく退院です。ご心配をおかけしました。

 

 2クールの抗がん剤治療、造血幹細胞移植を経て入院治療を無事終えることができました。これからは通院治療を続けながら最低半年間の自宅療養となります。この期間、移植により免疫系が新しくなったばかりでまだまだ全快ではありません。ウイルス感染、細菌感染、GVHD(臓器障害等を引き起こす移植後特有の疾患)に気を付けながら生活していきます。そして5年の通院を経てようやく解放されるようです。

 

入院当初は生命も危ぶまれる状況で、毎日寝るのが怖かったです。

 仕事では、社会人2年目に入り責任も重くなるというタイミング、プライベートでは、これから同棲し初冬には結婚式を挙げるというタイミングでの出来事でした。仕事は休職し、挙式はキャンセルせざるを得ませんでした。会社の寮は引き払い、辛気臭い無菌室にほぼ軟禁状態となり、生活は一変しました。

 

自分は元より感情の起伏が小さい人間ではあるのですが、この時ばかりは毎夜枕を濡らし、家族が来てもただ泣くだけで帰らせてしまう、そんな状態でした。

そうした状況の自分の精神的な支えとなってくれた人達が自分にはたくさんいました。

 

 まず、友人たちや会社の方々。

 たくさんの友人たちが自分を心配し、病院まで足を運んでくれました。総勢18名。

 また、会社の同期が中心となり寄せ書きや千羽鶴を贈ってくれました。部署中の方に声をかけてくれたようで、部署のおじ様達に一生懸命鶴を折って頂けたと思うと感無量です。

その他にも、SNSやLINEを通じて多くの人がエールを送ってくれました。いいね!1つ1つが励みになりました。病室で1人でもTLの向こうには応援してくれている人たちがいる、そう感じることができました。 

 

 そして家族。

家族一丸となって、経済的援助に始まり身の回りの世話、身体を張っての治療への貢献など、僕が生きるためなら何でもやってくれました。27歳にもなって頼り切りで申し訳ないですが、病気を完治させ、一人前になってから恩返ししていきたいと思います。 

 

さらに婚約者。

普通に生きているとあまり意識しませんでしたが、大病を患い生きるだけでも大変になると、生きていくのに強烈なモチベーションが必要となります。そのモチベーションに、彼女はなってくれました。入院中、出来る限り病室に来て励まし続けてくれました。彼女がいるから僕はこれからも生きていけます。

 

彼ら彼女らに支えられ、この5か月間を持ちこたえることができました。突然重い病に倒れ、そのことはとっても不幸なことだったけれど、みなさんに支えられて僕は幸せ者でした!!

ありがとうございました!

 

 

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