移植後2年10か月 減薬したりしなかったりした話

移植して2年10か月を迎えました。3年到達まであと2か月!(*‘∀‘)

今月上旬に久しぶりの外来がありました。周期としては2月に行くはずだったのですが、今回お仕事の都合で1週伸ばしてもらいました。

今回は、その外来の結果を受けてのお話となります。

 

  • 減薬した話

2年程前から尿酸値が高い状態が続いていて、フェブリクという尿酸値を低下させる薬を飲み続けていました。

尿酸値の値が7.5程にもなり高尿酸値血症という立派な疾患になってしまっていたわけですが、よく言われる痛風の直接要因になるものです。男性は多かれ少なかれ皆気にしているものだとは思います。

 

何故入院治療後に尿酸値が高まってしまったのかは不明ですが、外来の度に甲殻類やアルコールなど、プリン体を多く含む食品は避けるよう言われてきました。

今月も外来でいつものように血液検査の確認をしたところ、尿酸値の数値はなんと4.9という通院で最も低い数字を記録しました。

主治医と話し合い、尿酸値を下げる薬をやめてみることになりました。

薬をやめてからの経過が重要ですが、ひとまずは尿酸値を下げることができているので、これまでよりは気にせず過ごすことができそうです。

薬が減るのは、嬉しいことですね(*‘∀‘)

なんというか、病人感が減ったような気がします。

減薬記念に、プリン体が多そうなマグロを買ってみました!

今夜は漬け丼かな!?!?(*‘∀‘)

 

  • 減薬しなかった話

こちらも2年程前からのお話になりますが、アイクルシグという薬を処方されていました。分子標的薬と呼ばれる薬の一種で、簡単に言うと抗がん剤は健康な細胞もがん細胞も無差別にやっつけてしまうのに対し、分子標的薬はがん細胞を選別してやっつけてくれるお薬です。2016年9月に薬事承認された経口薬で、第3世代目と呼ばれている新しい薬です。現在でも1錠6500円程のお値段(3割負担だと約2000円)です。それだけ治療効果が高い薬とされています。

 

この薬を白血病が再発してから半年間、その後移植してしばらく経ってから2年間飲み続けてきました。治療効果の高い薬には副作用はつきものです。人によってはこんなに長い期間使用するのは難しかったりするとのこと。小生も使用し始めたばかりの頃は、骨髄抑制がかかってしまい、外に出られない期間が長く続きました。現在では、殆ど副作用は出なくなっています。

 

外来で処方され始めた当初、再発予防として2年間は飲みましょう、という話でした。

今回の外来でその期間が過ぎているので、この高くて強い薬も終わりかなと思っていました。しかし、診察室で判明したのは、

当初の論文では2年程度服用するのが再発予防になるという話だったが、最新の研究では、飲める限りは飲み続けた方がよいという論調が有力になっている

ということでした。

ということで、5年間はこの薬を飲み続けましょうということになりました。現時点では5年以上飲み続けた患者のデータは日本にはほぼ存在しないので、この5年というのは暫定でいつまでも飲み続けることになるかもしれません。

 

処方箋がなくなり何年か待てば、医療保険への加入条件を満たせると考えてはいましたが、白血病に対する処方箋が続く限りは、それは叶いません。団信にも入れません。それにいつまでも高額な薬代を払わなければなりません。

 

しかし、最も大切なことは再々発を起こさないこと。これに尽きるので、毎日忘れずに飲み続けたいと思います。飲むの忘れてたら言ってね!!!(*‘∀‘)

 

今回の外来でもらったお薬。

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