血球増加待ち( •́ .̫ •̀ )
血球が上がってこない!これまでの闘病生活で、そんな経験を何度もしています。
これは、抗がん剤や放射線治療により骨髄抑制という副作用が起こるためです。骨髄抑制とは、骨髄の血球をつくるはたらきが抑制されてしまうことです。そのため、白血球、赤血球、血小板軒並み減少します。赤血球と血小板は輸血で増やすことができますが、白血球の輸血はないのでフィルグラスチム(グラン、G-CSFとも)という薬剤で骨髄のはたらきを促進させます。
ちなみにこのフィルグラスチム、通常は皮下注射で 投与するのですがお願いして点滴投与にしてもらっています。入院中のストレスは少しでも少ない方がいいですよネ。
白血球、特にその内の好中球は身体の免疫を司るため、この値が十分増加しないと退院することができません。ここ1週間はその血球増加をただ待つためだけに入院期間が延び延びになっています。今回は放射線治療*1を行っていたので、その副作用による骨髄抑制になります。
こうした経験は過去何度もありました。特に長かったのは白血病発症時の入院。あの時は死の淵から生還しただけあって、退院が慎重になっていたのもありますが2週間以上はただ血球増加を待っていました。化学療法の時も毎回そうです。抗がん剤を入れ終わったら血球増加を待って退院、その連続です。造血幹細胞移植の時も気が遠くなるほど長かった。この時は移植のためわざと白血球数をゼロにしていて移植もしているので、血球がゼロから立ち上がるまで血液データを眺めてため息が出る毎日でした。
そして現在、病気の理解が深まって、なんで退院できないんだよー!という反抗心はないものの、なかなか上がらない白血球にやきもきし、もどかしい毎日が続いています。
ワイの骨髄、もっとがんばってくれ!!!
↑最近の血液データ。
好中球数は(Seg+Stab)/100 * 白血球数で求められる。
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