水泳の池江璃花子さんが白血病を公表したことで、最近巷では白血病が話題ですね。
白血病は生死に関わる病なので、外野が復帰だ五輪だとプレッシャーを与えず、まずは治療に専念してもらうことが一番だと思います。我々白血病患者は、まず生きてることだけで儲けですから。
さて、僕はというと年明けから都心の病院に転院しています。これで治療を始めてから4つ目の病院となりました。入院先の変遷の概略を記すと以下のようになります。
2018年5月、白血病発覚、地元のA病院に緊急入院
→7月、移植のためB病院へ転院
→8月、全身放射線治療(TBI)のためC病院へ転院
→8月、B病院へ帰院、末梢血幹細胞移植
→10月、B病院退院
→11月、再発、B病院へ入院
→2019年1月、D病院へ転院。
D病院へ転院を決めた理由は、再発を経験したことで自分が患った病気の深刻さを再認識し、もう二度と再発しないよう出来る限り最高の医療を受けたいと思ったからです。
自分は次の移植では臍帯血移植を受けることが決まっており、臍帯血移植の症例数が日本一のD病院に行くべきだと判断した次第です*1。B病院の症例数もそこそこですが、D病院の症例数はB病院の5倍以上です。
移植治療は、レシピエント細胞とドナー細胞の組合せによりその様相は様々で、パターン化することが困難です。そうした状況下でGVHD,感染症、副作用に適切に対処していかなければなりません。そのために病院内での症例データの蓄積、医師の経験が重要になってくるというわけです。
しかし、1つ問題があります。病院の居心地が悪い!歴史ある病院なのでとにかく病院が古く、病室の外にくつろげるスペースもありません(A,B,C病院いずれにもあった)。うーんこれは治るためですから贅沢は言っていられませんね。。。おとなしく四方カーテンの中で毎日過ごします。。。
支えてくれる家族からの距離がますます遠くなり、より迷惑をかけてしまいますが病気を治すことが最優先なのでこの病院での治療を継続していきます。
平日は寂しいから暇だったら病室来てね←
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*1:
2015年に実施された移植の診療科別報告件数 https://www.jdchct.or.jp/data/report/2016/pdf/2/2-2-1.pdf